★地名修正作業進まずに
2017-09-12


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▲この数日やっているのは、私が資料から抜き出して記録した地名総数30000余から、重複を除く実数を確かめるための作業である。例えば「川尻」(熊本市)などは2月から4月までほぼ毎日記録に出てくる。その日の官軍側と西郷軍側でそれぞれ1回は記述されることになる。後には西郷軍側は鹿児島・熊本・宮崎等に分類して重複させたので数回記録されることになる。私の記録を見て、戦跡を巡ってもらうにはこの方法が良いと考えたから、くどいくらい繰り返し地名を入れてある。
▲そこで作業は以下の手順で開始した。
@先ず「地名検査一覧表」にある2シートの記録を1シートにまとめる。
A次に、地名には必ず先頭に「※」印がある。そこで「※」を念頭に、「データ」、「区切り位置」の機能を用いて、セルに地名を自動的に並べる。確かこの時33000余あったが、うち地名以外のものが2300余あった。これは「※」印を注釈、追加資料等の説明文の文頭にも付けていたのが原因である。別な記号を用いるべきだったと反省。
Bともかく30000余の膨大な地名が羅列している。この地名をタテに一列にコピーして並べていく。同時に「地名検査一覧表」の全体番号、部別番号、日付、記録内容も付ける。最高26個の地名があったのでこのような記録も26回コピーされたことになる。
●画像説明:
画像内では最多地名数は17個(地名17まで)。ほかは8個から11個までが並んでいる。これが地名1列、地名2列……とタテ1列に並ぶ。
Cここで問題に気づいた。実は相当数のブランクセルがあり、何故か地名はあるがその説明文が付いていないセルがある。すぐ分った。ブランクは「※」印はあるが何も書かれていないことが原因。また地名のみあるのは「※地名」となっていて説明文が抜けている箇所である。
 そこで今やっているのはこの2つの問題の解決のための作業である。神経を使う面倒な作業である。修正は常時4ファイルを行き来して行う。今日はさらに8ファイルを巻き込む作業まであった。理由は原本と違う記述が見つかったからだ。その1つは「杵野」だ。地名と解釈していたが、念のため原本と照合したら、「桐野」(人名)だった。文字ミスは入力ミスではなく、明らかにスキャナーミスに起因する。
〜作業は続くよ、どこまでも・・・・・・・・・〜
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